加湿器が無い人に!身近なもので部屋を加湿できるエコな方法
冬は、乾燥を防ぐ加湿器が便利
夏と違い、冬は気温が下がって寒く、風が冷たくなり、空気が乾燥しやすい季節です。乾燥は外だけではなく室内にもいえることで、加湿器を使用して室内の乾燥を防いでいる家庭も多く見られます。しかし、加湿器が壊れたので使えなくなった、あるいは、もともと加湿器が無いという家庭もあります。では、加湿器が無い場合、どのようにして室内の乾燥を防げばいいのでしょうか。実は加湿器が無くとも、部屋を加湿する方法は私たちの身近なものを使えば簡単にできでしまうのです。一番手軽な方法は、グラスを使用することです。グラスに水を入れてテーブルの上に置き、室内の暖の熱により水分が蒸発するのを利用します。この方法なら、手間もほとんどかかりません。
蒸気や濡れたものを利用して加湿!
やかんやケトルに水を入れて沸騰させた時に出る蒸気でも加湿できます。やかんだと、水を入れて、暖かいストーブの上に置いておけば自然と沸騰するので、ガス代の節約になります。その沸騰した湯で、コーヒーを淹れるのもいいですね。また、濡れたもので室内を加湿するなら、濡れタオルを何枚か室内につるしておく方法があります。ガスや電気といったエネルギーは不使用で出来ます。でも、わざわざ何枚も手ぬぐいを濡らし干すのが面倒くさいなら、洗濯物の部屋干しがオススメです。どの道、日々の生活で洗濯はしなければなりませんし、室内の加湿になるなら一石二鳥になります。洗濯をしない日は、室内に霧吹きで水を撒くなりしてみましょう。留意点は、室内の乾燥を防ぐためとはいえ、湿度を高くしすぎると、結露が発生してしまう原因になることです。湿度は上げすぎず、適度に保つのが大切です。室内での最適な湿度は、40~60%くらいとされています。
手作りで加湿器を作れる
加湿器がなくても、その代わりになるような簡易の加湿器が作れます。コーヒーフィルターを使用した加湿器です。必要な材料は、コーヒーフィルターの他に、口が広めの容器、水、輪ゴムです。作り方は、まず、はさみでコーヒーフィルターの広めの端を波型に切ります。次は、波型に切った方とは逆の端を輪ゴムで束ねます。輪ゴムで束ねたら、波型に切った端の方をお花のように開きます。あとは、水を入れた容器に、それを浸すだけで出来上がりです。雑菌やカビなどの繁殖を抑えたいなら、キレイ目の10円玉を入れておくといいでしょう。なお、手作りの加湿器は、コーヒーフィルターだけではなく、フェルトでも作れます。フェルトをくるくる巻いて、水を入れた容器に浸すだけで出来ます。フェルトは、手芸店で買えますが、100円ショップにも売られています。